2018年度助成金交付団体活動報告


 

NPO法人Happy Mam

ひとり親「こどもの貧困問題」の支援
 
今回の助成金で、ひとり親の孤立を防ぐために、ひとり親向けのパンフレットを作成しました。
合わせて寄付者向けのパンフレットも作成し、市役所や関連施設に設置をしていただきました。
ひとり親の家庭から、「本当に困った時は、誰かに頼ってもいいんだ」という反応もいただき、2年前から継続して実施している食材の提供では、「保育園が決まらず、そのため仕事につくことができず困っていた時に、食材が届いた時は本当に嬉しかった」という声もいただいています。
今後は、サポートする世帯数も増やしながら、働く場の提供も行っていきたいと思います。
 

 

 
 
 

高槻精神障害者スポーツクラブWEARE

「精神障害者の地域型スポーツクラブの活動」
 
2018年度は、バレーボール、フットサル部とともに活動が高槻市、大阪府内だけでなく、日本国内、海外という広範囲な活動を展開することができました。
バレーボール部の選手は、体を動かすことで体調も整ってきて、仕事に就くことができました。
また、ソーシャルフットボール国際大会参加選手は、「自分の人生でこんなに応援してもらえたのは初めての経験で成長することができました。」という声がありました。
今後は、2020年東京オリンピック・パラリンピックが開催されるにあたって共生社会の実現が多方面で発信される中、単発のイベントではなく、心のバリアフリーにつながるように、継続した啓発などをしていく必要があると考え、活動を進めていきたいと思います。
 

 

 
 
 

一般社団法人日本水墨画美術協会

「子供たちへの「墨絵」の魅力を伝える出前授業」
 
大阪市14校、京都市2校、堺市1校、精華町1校にて、のべ22回「墨絵」の授業を行い、のべ1,233人に授業を届けることができました。
また、講師向けの指導方法のばらつきを解消するために、「子どもと一緒に墨絵を楽しむ(出張授業ガイド)」を改定し、講師に向けて配布しました。
その結果、授業ができる講師を育成するために、講師認定会議を開催し、現在16名まで人材が増えています。今後は、100名を目標に人材に育成も行い、墨絵の授業をもっと広げていくとともに、墨絵出前授業で児童が作成した作品は、「(仮)全国児童墨絵展示会」として展覧する予定です。
 

 

このページの先頭へ