助成交付先団体の皆様とオンライン交流会を開催しました。


熊西地域振興財団では、昨年度に引き続き、助成交付先団体の皆様とオンライン交流会を開催しました。
 

 
新型コロナウイルス感染の影響が長期化し、活動方法の模索が続く中で、昨年度助成交付先団体にもお声がけし、近況報告や困りごとなどを共有しあい、アドバイザーから助言などをいただきました。
 
基盤強化やボランティアやスタッフの確保に苦労していると困りごとを共有くださった団体には、「こんなサイトがあるよ!」「うちは動画を作ってみた!」など、他の団体で実践されたことの共有がなされた他、子どもの居場所を運営している団体は、活動形態を変化させオンラインで子どもたちに居場所を提供することとした、と教えてくださるところや子どもたちに幅広い体験活動としてカフェのオープンや動画作成などをされているご様子など、創意工夫で活動をされておられることを教えていただくことができました。
 
また、障がいがあるないにかかわらず、年齢や属性も関係なく、みんながつながり、共通の経験をすることの価値についてもシェアがなされ、より良い助成事業に向けたアイデアやリクエストなどもいただく、貴重な機会となりました。
 
昨年度は、皆さん苦労されながらもすごいなぁと感じ、活動を通じて地域を元気にしてほしいという期待を感じていましたが、団体の皆さんの活動があるからこそ、地域が元気になるんだという確信につながったオンライン交流会となりました。
 
以下、参加した財団関係者からのメッセージです。ご参加くださいました皆さま、ありがとうございました。
 
代表理事からのメッセージです。

オンライン交流会を振り返って

 今年も昨年同様、オンラインで交流会を開催しました。
 ご参加くださった団体の皆さん、ゲストの鵜尾さん、本郷先生、進行役の三島さん、どうもありがとうございました。おかげで大変有意義な時間を持つことができました。
交流会にお誘いしたのは、前年度と今年度の助成金交付先団体。一年ぶりにお顔を拝見でき再会が嬉しかったり、初めてお会いする団体の方々も、申請書を読ませていただいていることもあり、交流会で活動の様子を伺っていて久しぶりにお会いできたような感覚を持ちました。
コロナの感染がおさまらない状況の中、それぞれの事業は分野も内容も異なりますが、今まで以上に人と人とのつながりを大切にして活動を重ねていらっしゃることに感動しました。
活動を持続させていく上での工夫や抱えていらっしゃる困りごとなどを参加者と共有し、またゲストのファンドレイジング協会代表理事の鵜尾さん、NPOや公益法人の税務のスペシャリストの本郷先生のお話も伺いながら、参加者の皆さんと交流を持てたことは、大変意義深いことだったと思っています。また、参加者の方からの助成金活動についての意見は、財団にとりまして大切な気づきであり、今後の活動に役立てたいと思っています。
 これからも当財団は、人と人とのつながりを大切に、誰もが元気に暮らせる社会であるよう、お手伝いしていきたいと思っています。
 早く以前のように、一堂に会して交流会ができたらと思いますが、また来年もぜひ交流会を開催したいと今から楽しみにしております。

公益財団法人代表理事 熊西乃里子

 
 
アドバイザーのみなさんからのメッセージも届いています。

 誰も考えていなかったような状況が、誰も考えていなかったくらい長く続いています。
今回参加して下さった皆さんは、人と直接繋がって、人と一緒に行う事業をなさっている方ばかりだったので、このような状況に当惑して手詰まりになってもおかしくないはず。でも、皆さん、どんどん状況に対応して新しい事業を考えたり、新しいやり方を工夫したり、本当に、ひと時たりとも停滞していないということを実感しました。この数年で、その発想の柔軟さには更に磨きがかかったのではないでしょうか。
誰もが生きやすい柔軟な社会を実現する芽が、ここにあると感じました。素敵なお話しを聞かせて下さって、ありがとうございました。

本郷順子(本郷順子税理士事務所)

 

 交流会は様々な取組の成果や悩みを共有できてとても楽しかったです。
 ひとつひとつのとても大切な取り組みを聞くにつけ、心から応援していきたいと思いましたし、ぜひ一人ひとりに寄り添う活動を続けていただければと思います。
 私たちも助成金だけではなく、こうした交流機会などを通じて、地域をよくしようとする皆さんと長くつながっていきたいと思いますし、お互い応援しあう仲間としてともに歩んでいければと思います。

鵜尾雅隆

 

がんばっている仲間がいることを実感するオンライン交流会は、私にとっていつもあたたかく力強いエネルギーが湧いてくる場になっています。
活動分野はそれぞれでも、地域を元気にしたいという思いでつながっている皆さんとの時間はとても豊かなひとときでもあります。
コロナで大変なことが毎日あると思うのです。予定していたことができなくなることは、もはや日常のようになってしっていると思うのです。それでも、「大変だったんだよ」と笑顔で話してくださる皆さんから溢れるエネルギーが、やさしい未来をつくってくれるのだと確信しています。
これからも、一緒に、よろしくお願いします。

三島理恵

2021年度助成金交付団体活動報告


NPO法人西日本車いすダンスクラブ
http://paradance.club/

【テーマ】車いすダンスの普及による障がい者と健常者の共生

目的
障がい者と健常者が共に手を取って行うことができる車いすダンスを普及させることにより、障がい者と健常者が共に気軽にダンスを楽しみ、演技発表会や競技会を目標とすることにより、障がい者と健常者が分け隔てなく暮らしていける共生社会の実現を目指す。

成果
①初心者講習会を開催 堺市のファインプラザと京都のダンス教室にて、合計11回の初心者講習会を開催しましたが、コロナ禍の影響とホームページ等の告知に頼ったため、参加者が少なかった。

②会員のための練習会 主にイベントへの参加を目標に、ほぼ毎日行いました。10月16日の奈良県の夢フェスと、11月14日の京都木津川ダンスフェスティバルに向けて練習しましたが、参加は夢フェスのみになりました。

③レベルアップのためのダンス講師によるレッスンの受講 ダンスのプロによる初心者と会員のためのレッスンを5回受講しレベルの向上を図りました。プロからのアームワークや視線、表現方法などを学んだことは、車いすダンスのレベルアップにつながりました。  

また、令和4年3月20日には、群馬県前橋市で全日本車いすダンスネットワークの車いすダンスの講習会があり、そこに参加してレッスンを受講し、技術を磨きました。

 
財団よりコメントさせていただきます。

*NPO法人西日本車いすダンスクラブさんは、2020年度の助成金交付団体でしたが、誰も想像ができなかったコロナウィルス感染拡大により、大変残念なことに2020年度は、全く活動ができない状況になられました。練習をしたいという思いがありながら、活動ができなかったことは、本当に辛いことだったでしょう。
財団と西日本車いすダンスクラブさんとで話し合い、特例ながら、助成期間の1年延長を決めました。そして、2021年度は、まだまだコロナ禍で行動制限がある中、感染対策に気をつけながら、活動を再開されました。

 
 

任意団体プライドプロジェクト
https://www.pride-jp.com

【テーマ】10代20代中学生以上の悩みを抱えるLGBTsユース(かもしれない人)が、「居場所」を感じられる社会を実現する。

事業の目的
性的多様性に関わらず、すべてのユースが笑顔ですごせる社会を実現する。
性の悩みを抱えるユース支援コミュニティ事業を感染症流行状況に合わせて、オフライン、オンライン併用型で実施し、悩みを抱える性的多様性を持つユースに「居場所」を感じてもらう取り組みを行なっていく。

成果
・行政機関との連携、情報共有、教育機関依頼による勉強会の開催、メディア、ホームページ、SNS等で宣伝広告を行い、当団体の存在の周知力向上、認知度向上に努めた。

・コロナの影響が続く中、ユース向けオンラインでのコミュニティカフェを3回実施。オフラインでのコミュニティスペースは、4回開催した。

・オフラインでは、月毎にテーマを設定し、SNS、ホームページ、共済機関との連携によるチラシ配布による宣伝を行なった。コミュニティカフェの開催時間は、平均120分間。テーマに沿って自由に性に関する悩み、学校、家庭での悩みを当事者同士でシェア、意見交換をしたりと活発な様子が多く見られた。ユースのリピートも期待できる「居場所」としてのコミュニティスペースとなった。

感想
広報活動には、依然として課題のある部分が多く、ユースが利用するSNSなどに合わせた宣伝方法、デザインの洗練等を検討していく必要があると感じた。又、性の悩みを持つユースの多くが利用することにハードルを感じているケースも多く、積極的な発信や継続的な活動を行う必要性を感じた。

 
 

特定非営利活動法人こえとことばとこころの部屋
http://cocoroom.org

【テーマ】釜ヶ崎芸術大学2021〜変わりゆく街で記憶をつなぎ、新たなであいをむすぶ

事業の目的
差別や偏見をもたれてきた釜ヶ崎で、立場や出自の差異をこえて、人々が安心して表現できる場を耕し、異なる意見であっても、正直な態度を認め合い合意形成していくことをこれからの社会で実現したい。

成果
人材募集プログラム“呱々の人”は、“釜ヶ崎オ!ペラ”の実施と何度も重ねた話し合いにより、スタッフやココルームに関わるメンバーが「正直に自分を表し、ココルームとはたらく」をテーマにそれぞれが取り組んでいく出発点になった。またそれらの取り組みから、かまぷ〜(釜芸サポートチーム)メンバーが複数人増えて体制が拡充され、組織の持続性を支える進展があった。組織としてはスタッフが全員新しくなり、施設名を「釜ヶ崎芸術大学」と改称したことも大きな転換点だ。

感想
釜ヶ崎では元労働者は高齢化し、死が非常に日常の近くにある。彼らがどう生きぬいてきたかを聞き取りながら、参加者とともにわれわれが“どう生きぬくか”に熟思を重ねている。「釜芸」という装置があることが外からの人たちの接点を作っていることを強く感じている。

課題
釜芸は10年継続してきたが、参加者に困窮者が多く受益者負担が望めないため、助成金頼みであった。寄付の呼びかけを行うことは努力しているが、今後スポンサー講座など、多様な資金調達を考えていきたい。

展開と展望
「あいりん総合福祉センター」の建て替え計画があり、そのなかに「西成(釜ヶ崎)アーツセンター」を構想する。釜芸での対話や講座をとおして、街の変化に対応し、この街の記憶や存在を、未来の社会を考えていく補助線としたい。
 
 

KADOMA中学生勉強会
https://kadoma1010start.wixsite.com/kadoma1010

【テーマ】門真の子どもたちがどんな家庭環境に生まれても学べる環境を

事業の目的
単なる勉強の場だけでなく、居場所としても機能するように心がけ、学力向上だけでなく、門真の子どもたちが多くの大学生と接することで、自身の選択肢や価値観が少しでも広がることを目指しています。

成果
緊急事態宣言発令により、当初計画していた5月末からの開催は、かないませんでしたが、6月末から3月まで活動を止めることなく開催することができました。市内の子ども食堂や居場所活動が休止をされるなかで、門真の子どもたちにとっては地域で唯一の居場所となりました。大学生ボランティアや生徒たちの感染対策へ協力もあり、灯りを消すことなく最後まで門真の子どもたちに光を当て続けることができました。

今年度は、多くの大学生ボランティアが参加してくれたことで、中3生には特にマンツーマンでの学習指導を行うことができ、また、年明け以降は、中学生勉強会として初めての「模擬試験」を実施、全員が志望校に合格するという大きな喜びを味わうことができました。

そして、大阪府内初の、令和三年度「未来をつくる若者・オブ・ザ・イヤー」内閣府特命大臣表彰を受賞しました。これまでの活動が評価され、ご支援いただいた方々はもとより、献身的に支えてくれた大学生ボランティアにも心から感謝しています。

感想
引き続き、「門真」に拠点を置いて活動を展開していきたいと考えています。今年度初めて、外出イベントとして、大学見学や音楽鑑賞を実施しましたが、生徒や保護者からの反響もよく、拡充を検討していきます。併せて、卒所した生徒(高校生)の学び場確保を重要と考え、卒所した生徒(高校生)も増えてきていることから、卒所後も「居場所」として活用してもらえるよう、高校生の学びの場を確保していきます。「大学生主導」を掲げることで、活動における柔軟性や学生自身のキャリア教育に繋がる一方で、入れ替わりが激しく、組織基盤としての弱さや、代表が府職員という本業がある中で、運営業務に追われる現状があり、規模を拡げることに限界を感じています。「持続可能な活動」として展開を続けていくための方法をしっかり考える時期に来ていると考えます。

今年度は、過去4年間で最も充実した活動を展開できました。厳しい家庭環境の多い門真の子どもたちではありますが、この活動に参加して、勉強以外にももっとたくさんのことを学んでくれたらと思います。これからも門真の子どもたちが日常的に大学生と出会える場を提供していきたいと思います。

 
 

一般社団法人にぎわい夢創りプロジェクト さのだい子ども食堂キリンの家
https://kirin-npo.com

【テーマ】コロナウイルス対策をした子どもの居場所創り事業

事業の目的・背景
世代、地域、国を超えた幅広い人々との交流、感動の共有を図れるプロジェクトを行い、地域の活性化と賑わいのあるまち創り、そして新しい文化の創造に寄与することを目的としています。今回の申請事業は、子ども食堂事業です。2017年7月に活動を始めた、さのだい子ども食堂キリンの家は、地域の子ども達の保護者が中心となって活動している子ども食堂です。月に5回の子ども食堂開催を通して、地域の子ども達に愛情を伝えて、子供の居場所創りを行うことを目的としています。子ども達はたくさんの愛情を受け取ることで、自己肯定感が高まり、自分を大切にすることができ、そして、結果的に他人を大事にすることにもつながります。そのためにも、多くの大人と接することができる居場所にしたいと考え、食事のできる場所、通える環境を整えてきました。コロナウイルスにより、かつて開催していた集会所での開催ができなくなりましたが、スタッフで話し合い、空き店舗のリノベーションを実施、新しい拠点で子ども食堂を開催できることになりました。コロナ対策として、学年別に分散して開催しました。

成果
125回の開催、合計参加人数2377名となりました。コロナウイルス感染拡大により、一時的に通常開催からお弁当配布に変更しながらも活動を継続しました。コロナウイルスの流行により、地域や学校での行事が少なくなり、子ども同士が仲良くなる機会、子どもと大人がコミュニケーションをとる機会がほとんどなくなってしまった中、子ども達から開催を待ち望む声を多く聞き、久しぶりに開催した日、子ども達の笑顔を見たときに、待ってくれていたことを実感しました。友達同士で誘い合い、参加人数は増加しています。食事を提供するだけでなく、子どもと積極的にコミュニケーションを図り、更に子どもと地域の架け橋になりたいと思います。

2022年度の助成金交付先を決定しました


2022年度の助成金交付先を決定しました。

1 堺国際市民劇団

【テーマ】

インクルーシヴな演劇ワークショップと公演によるセーフスペース作り

【団体紹介】

プロのアーティストがアートの力で地域の課題を解決するコミュニティアートを実践する活動を行っています。アートによってセーフスペースを作り、それを拡大させることで、社会に多様性を認める価値観を広げ、誰もが安心して過ごせる社会の実現を目指しています。

【ホームページ】

https://sksg2019.wixsite.com/sksg

2 ボランティア団体しぶちー

【テーマ】

学校が苦手でも今を楽しめばいいやん
〜不登校・学校や社会と馴染めない子どもたちに輝ける居場所を〜

【団体紹介】

「学校が苦手でも今を楽しめばいいやん」と言う考え方をもとに、不登校や生きづらさを抱えている子ども達の挫かれた心を癒し、楽しみや痛みなどの感情を共有し、長所に目を向け、勇気づけ、子ども自身のありのままの個性や特性を尊重し育むことに重きを置いた様々な活動を行なっております。

【ホームページ】

https://shibuchi.com/

3 認定NPO法人D×P

【テーマ】

学校の中の「居場所」でコロナ禍で失われた文化的機会を提供し、困りごとを拾い上げ支援につなげる

【団体紹介】

認定NPO法人D×Pは、社会課題である10代の孤立について、取り組んでいます。
どんな境遇にあったとしてもつながりを得られる状態をつくる活動をしています。
法人設立当初から「否定せず関わる」「ひとりひとりと向き合い、学ぶ」ということを大切にしています。10代の周囲に、この姿勢を大切にする人がたくさんいるような社会を作りたいと思っています。

【ホームページ】

www.dreampossibility.com/

4 特定非営利活動法人 こえとことばと心の部屋

【テーマ】

釜ヶ崎芸術大学2021~忌避された街で記憶をつなぎ、経済モデルを越える 持続可能な活動のあり方を見出す

【団体紹介】

釜ヶ崎は高齢化に伴い、インバウンドや大手・外国資本による再開発によって、街が変わりつつあります。そんな中で、釜ヶ崎の人々から「生きのびる知恵」を 学び次世代に伝えていくこと、分かち合うために人々が自由に「表現」しあう活動をしています。

【ホームページ】

http://www.cocoroom.org/

5  北芝まちづくり協議会

【テーマ】

地域のささえあい風土醸成を目的とする「地域のランドリー」事業

【団体紹介】

住民同士の繋がりの希薄化が急速に進んでいる箕面市萱野地域において、「地域コミュニティの再編」「誰もが安心して暮らし続けられるまちづくり」をテーマに、住民参加のまちづくり運動を推進する中で、住民の共有スペースである公営団地集会所を活動拠点とし、住民にとっての地域の寄り合い場になるよう様々な企画を催してきました。
そして、それらを通して、孤立することがない緩やかな共助の繋がりを持ったまちづくりを実現し、「お互いさま・助け合い」の風土を醸成することを目指して、活動しています。

ゆめ伴プロジェクトin門真実行委員会さんが、第5回ジャパンSDGsアワードにて、特別賞を受賞されました。


熊西地域振興財団が2019年度(平成31年度)の助成金を交付しました、ゆめ伴プロジェクトin門真実行委員会さんが、第5回ジャパンSDGsアワードにて、特別賞を受賞されましたので、ご報告いたします。

ジャパンSDGsアワードとは、内閣総理大臣が本部長、官房長官、外務大臣が副本部長となり、全閣僚が構成員である「SDGs推進本部」が持続可能な開発目標(SDGs)達成に向けた企業・団体等の優秀な取り組みを表彰するものです。

受賞タイトルは、「認知症の人が支えられる側から、まちづくりの主人公へ〜認知症になっても輝けるまちの実践〜」

ゆめ伴プロジェクトin門真実行委員会さんは、認知症の方や高齢者に笑顔になってもらいたいという想い一つで、高齢者の方々を中心に介護事業所、地域、関係団体、企業のみなさんと一緒に、共に楽しくさまざまな活動に取り組まれて来られました。
そのことが、日本政府にも評価され、日本のSDGs推進のモデルとして世界にも広げていくことが期待され、表彰されました。
この門真の取り組みが、全国に、そして、世界に広がりますように、これからも尽力していきたいと、メンバーの一人で、総合プロデューサーの森安美さんはおっしゃっています。
そして、やはりメンバーの一人で、表彰式に出席された角脇知佳さんは、この賞は、いつも一緒に活動に取り組む認知症の方や、高齢者の皆さんの受賞です。そして、いつも応援してくださる全ての皆様のお力添えがあっての受賞です。とおっしゃっています。
 
ゆめ伴プロジェクトin門真実行委員会さん、この度の受賞、誠におめでとうございます!
地域、多様な方々と共に、笑顔の広がる社会をつくる活動を続けて来られたこと、本当に素晴らしいです。
財団として、応援させていただきましたことが大変嬉しく、そして、元気をいただきました!

2020年度助成金交付団体活動報告


・NPO法人トゥギャザー
http://www.together.or.jp/

【助成対象事業】障害者作業所商品の開発・改善事業
コロナ禍により規模は縮小したものの、試作を重ねて販売会を開催することができました。販売会では、活動紹介パネルの設置や、特設コーナーを設け、来てくださるお客さんに対して、活動への周知も行いました。販売したのは、和製柄のマグネットやめんこ、マスクチャームと、菓子創造事業所作ったチュイール、ワインパウンド、ギフトセット等です。
試作は、月に1度販売担当者と製造担当者にて、どんな商品を作りたいか、売るためにはどうしたらいいかなど、一緒に考える機会を持ることで、打ち合わせの日だけでなく、課題や悩み、意見を頻繁に出せるようになり、連帯感とスピード感が生まれ、従来より前向きに取り組むことができるようになりました。
コロナ禍で、最初の数ヶ月は思い描いていた事業が遂行できるか不安に思う日々が続きましたが、様々なつながりの中でほぼ計画通りに事業を進められることができました。今後も、新たな展開を模索していきます。

 

・一般社団法人ヒューマンワークアソシエーション
https://www.yarukimitekure.com/

【助成対象事業】守口市のこども食堂ネットワーク化とひきこもりの居場所事業
毎週1回(1カ所)・毎月1回(4カ所)の子ども食堂は、コロナの影響で休止せざるを得ない時期もありましたが、弁当配布の活動に変えながら継続することができ、5カ所で58回開催、学習支援も21回開催することができました。
週1回のホワイトカフェ(引きこもりカフェ)では、ピアカウンセラーを常駐させ、面談、コミュニケーション、レクリエーション、体験交流を実施しました。こども食堂と同様にコロナで休止せざるをえない時期もありましたが、10代〜40代までのべ50名が参加してくれ、顔見知りを作り、相互の存在を知る機会として機能しています。カフェでは、家で話さない話題が出てきて、他の人の話を聞く機会にもなり、コミュニケーションの練習の機会にも繋がりました。
今後は、依然として、対面での支援がしずらいこともあり、オンラインを活用しつつ、支援メニューを増やして、停滞させることなくつながりづくりを進めていかれる予定です。

2021年度の助成金交付先を決定しました。


2021年度の助成金交付先を決定しました。

1 任意団体 KADOMA中学生勉強会

【テーマ】門真の子どもたちがどんな家庭環境に生まれても学べる環境を

[団体紹介]

門真市内の中学生を対象にした居場所・学習支援事業(無料塾)です。
門真市は全日制高校進学率が85.9%(府平均92.9%)や就学援助認定率が30%を超えるなど厳しい家庭・教育環境にいる生徒も多く、市学習支援事業の未整備などから2018年に大阪府立大学の大学生らが手弁当で立ち上げました。
団体の特徴としては、運営から企画まですべて「大学生主導」による活動で、生徒たちのロールモデルとなるよう大学生ボランティアがマンツーマンで指導しています。
また決して勉強だけではなく、「居場所的視点」も重視し、クリスマス会や卒所式なども開催します。
KADOMA中学生勉強会で門真の子どもたちが多くの大学生と出会い、会話をすることで学力向上だけでなく、少しでも自身の選択肢や価値観が広がることを目指しています。

https://kadoma1010start.wixsite.com/kadoma1010

2 特定非営利活動法人 こえとことばと心の部屋

【テーマ】釜ヶ崎芸術大学2021~変わりゆく街で記憶をつなぎ、新たなであいをむすぶ

[団体紹介]

地域に根ざしながら、さまざまな人々とであい、表現とまなびあいの場作りをおこなうココルーム。
暮らし、仕事、関係性のなかで、正直に生きることをお互いに大切に、そして社会と接続する仕事場として活動しています。

http://cocoroom.org/

3 一般社団法人夢創りプロジェクト さのだい子ども食堂キリンの家

【テーマ】コロナウィルス対策をした子どもの居場所創り事業

[団体紹介]

さのだい子ども食堂キリンの家は、代表のオッちゃん(水取博隆)を中心に地域のママ・パパが運営する子ども食堂です。
ご飯や温かな団欒を通じて、みんなが笑顔になれる場所です。
コロナ禍においても、対策をして活動中です。

http://nigiwai-p.jp/kodomo/

4 任意団体 プライドプロジェクト

【テーマ】10代20代中学生以上の悩みをかかえるLBGTsユース(かもしれない人)が、
「居場所」を感じられる社会を実現する。
性的多様性に関わらず、すべてのユースが笑顔で過ごせる社会を実現する。

[団体紹介]

悩みをかかえるLGBTs、特に10代20代の学校という社会的閉鎖空間にいるユースに向けた学生プロジェクトを友人たちと立ち上げました。
“ Born This Way ″、ありのままの個性を自信をもって生きていけるプロジェクトを行なっています。
そして、LGBTsユースのプラットフォームとなることを目指しています。

https://www.pride-jp.com/

2019年度助成金交付団体活動報告


1)特定非営利活動法人和の心
【助成対象事業】聞いて見て触って学ぶコミュニケーション オーケストラを添えて
https://wanokokoro.webnode.jp/

11月26日に、約300名が参加し、地元、茨木の総持寺を本拠とする楽団であるアマービレフィルハーモニー管弦楽団の協力を得て、演奏会を開催しました。
楽器の説明や、楽器とのふれあいも子どもたちに届けることができ、人生の豊なみのりとなるであろう音楽に興味を持つきっかけづくりを行いました。
また、コミュニケーションに関しても、わかりやすさを重視し、子供達にも二人組になってもらい体験してもらいました。相手の話を聞き、考えや思いを受け止め、理解する、さらにあいづちやうなずき、アイコンタクトなどの実演を経て、実践までを行いました。
今後は、理科の実験教室や自然とのふれあい、読み聞かせなどを通じて、地域を思う気持ちを高めていけるような企画を実施して行き、より一層、持続可能な豊かな地域社会の創造と発展に寄与していきたいと思います。

 

 

2)特定非営利活動法人おいなーれ柏原
【助成対象事業】柏原まちじゅうクリスマスマーケット
創造的アドベントカレンダー作りプロジェクト
http://oinare-kashiwara.org/
https://www.facebook.com/oinare.kashiwara/

それぞれの創意工夫や魅力を引き出したいという思いと、気軽に参加して欲しいという思いを込め、柏原の町全体で創造的に実施するために「柏原まちじゅうでクリスマスを楽しむためのプランづくり会議」を立ち上げ、検討を重ねました。
その結果、クリスマスマーケット開催中の12/1〜12/24は、紹介マップで情報を発信し、ワークショップやライブ、マルシェ、クリスマス会など盛りだくさんのイベント企画を実施することができました。
作成したアドベントカレンダーは、柏原私立の保育所など4箇所の児童施設に無償で届けることができ、クリスマスを通じて、「ハッピーな柏原」を子育て世代に伝えました。
今後は、期間中だけでなく、日常的に地域の商店や個人がつながり、創造的な展開につなげられるよう働きかけていきます。

 

 

 

3)NPO法人Happy mam
【助成対象事業】ひとり親家庭の食材支援になるオリジナルクッキーの製造販売
http://happymam.net

自然素材を使用したクッキーを製造し、地元のお祭りやイベントなどで販売することで、活動の広報だけでなく、事業収入を得ることができ、今後、実施していきたいカフェ作り(居場所作り)の準備資金とすることができました。イベントなどでのクッキー販売では、支援者が買いに来てくれたり、店舗には、ひとり親の方が話をしに来店してくれたり、販売などを通じて活動と参加のきっかけをつくることができました。
今後は、お菓子製造の拠点ができたこともあり、ひとり親の雇用にもつなげていけるよう事業を行います。

 

 

4)高槻精神障害者スポーツクラブWEARE
【助成対象事業】精神障害者スポーツ活動
精神障害者の理解・啓発についての活動
http://www.t-weare.jp

バレー部、フットサル部共に精神障害者スポーツの交流の輪が全国に広がっており、他府県
他地域のスポーツ仲間との交流や活動をすることができました。
また、試合などを通じて、チームの強化はもちろん高校生等への障害者スポーツの啓発を行なった。児童スクール活動は、保護者からも好評で、特に障害のある児童が周囲を気にすることなく楽しく体を動かし、躍動する姿から保護者も笑顔になりました。
2002年から始まった当クラブは、精神障害者の地域型スポーツクラブの先駆けとして始まりましたが、障害の有無にかかわらずスポーツを通じて健康に、より良い生活を送れるよう
引き続き、活動の発展と資金の確保の両立を目指していきます。

 

 

5)一般社団法人日本水墨画美術協会
【助成対象事業】「墨絵」の魅力を伝える出前授業
http://nippon-suibokuga.com/

大阪市立小学校長会で墨絵出前授業の活動を発信する機会を得ながら、市内2215名に対し授業を行うことができました。出前授業をさらに広げていくための出前授業講師の認定制度では、前年16名だった認定講師が、52名にまで増えました。子どもから、「絵を描くことが好きになった」という感想もあり、墨、水、和紙が醸し出す不思議な表情を体験してもらうことで、自由な発想と工夫、楽しむ機会を届けることができました。
今後は、伝統・文化を学ぶきっかけにもなるよう、出前授業を広げるために、認定制度だけでなく、講師アシスタントへの研修の充実もはかっていきます。

 

6)ゆめ伴プロジェクト in 門真実行委員会
【助成対象事業】ゆめ伴プロジェクト in 門真〜認知症になっても輝けるまちづくり〜
ゆめ伴プロジェクト in 門真実行委員会facebookページ

認知症の人や市民、医療・介護・福祉などの専門職スタッフ約150名がチームにわかれ、活動し、年間を通じのべ1000名をこえる取組へと発展しました。
活動の一つが、車椅子のお父さんをマラソン大会に参加させて元気になってもらうための、みんながみんな英雄になる1日。その企画では、認知症の人と家族やサポートスタッフがペアになり、市内を走り、ゴールを目指し、走りながら認知症への理解を深めるなどPRを行っただけでなく、中間地点などでは、認知症サポーター育成講座の開催もしました。他にも、認知症カフェ、野菜や綿花の栽培、ダンディコーヒー、マーケット、コンサートなど多様な企画を地域を巻き込んで実施し、その結果、厚生労働大臣最優秀賞を受賞することができました。
今後は、この取組から生まれているさまざまなエピソードをまとめたエッセイ集を作成するなど、さらなる理解促進に向けた取り組みを行います。

 

 

(報告掲載は、順不同)

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