『“AKARI”アクション』寄附ボックス設置

このたびNPO法人トイボックス様から依頼があり、
不要になった本、CD、DVDを回収しリサイクル募金とし世界の無電化地域へソーラーランタンを寄贈する取組み『“AKARI”アクション』を支援します。
皆様からのご協力をお待ちしております。
回収ボックスはベアーズ1階エレベーター横に設置しております。
このたびNPO法人トイボックス様から依頼があり、
不要になった本、CD、DVDを回収しリサイクル募金とし世界の無電化地域へソーラーランタンを寄贈する取組み『“AKARI”アクション』を支援します。
皆様からのご協力をお待ちしております。
回収ボックスはベアーズ1階エレベーター横に設置しております。
2022年度の助成金交付先を決定しました。
【テーマ】
インクルーシヴな演劇ワークショップと公演によるセーフスペース作り
【団体紹介】
プロのアーティストがアートの力で地域の課題を解決するコミュニティアートを実践する活動を行っています。アートによってセーフスペースを作り、それを拡大させることで、社会に多様性を認める価値観を広げ、誰もが安心して過ごせる社会の実現を目指しています。
【ホームページ】
【テーマ】
学校が苦手でも今を楽しめばいいやん
〜不登校・学校や社会と馴染めない子どもたちに輝ける居場所を〜
【団体紹介】
「学校が苦手でも今を楽しめばいいやん」と言う考え方をもとに、不登校や生きづらさを抱えている子ども達の挫かれた心を癒し、楽しみや痛みなどの感情を共有し、長所に目を向け、勇気づけ、子ども自身のありのままの個性や特性を尊重し育むことに重きを置いた様々な活動を行なっております。
【ホームページ】
【テーマ】
学校の中の「居場所」でコロナ禍で失われた文化的機会を提供し、困りごとを拾い上げ支援につなげる
【団体紹介】
認定NPO法人D×Pは、社会課題である10代の孤立について、取り組んでいます。
どんな境遇にあったとしてもつながりを得られる状態をつくる活動をしています。
法人設立当初から「否定せず関わる」「ひとりひとりと向き合い、学ぶ」ということを大切にしています。10代の周囲に、この姿勢を大切にする人がたくさんいるような社会を作りたいと思っています。
【ホームページ】
【テーマ】
釜ヶ崎芸術大学2021~忌避された街で記憶をつなぎ、経済モデルを越える 持続可能な活動のあり方を見出す
【団体紹介】
釜ヶ崎は高齢化に伴い、インバウンドや大手・外国資本による再開発によって、街が変わりつつあります。そんな中で、釜ヶ崎の人々から「生きのびる知恵」を 学び次世代に伝えていくこと、分かち合うために人々が自由に「表現」しあう活動をしています。
【ホームページ】
【テーマ】
地域のささえあい風土醸成を目的とする「地域のランドリー」事業
【団体紹介】
住民同士の繋がりの希薄化が急速に進んでいる箕面市萱野地域において、「地域コミュニティの再編」「誰もが安心して暮らし続けられるまちづくり」をテーマに、住民参加のまちづくり運動を推進する中で、住民の共有スペースである公営団地集会所を活動拠点とし、住民にとっての地域の寄り合い場になるよう様々な企画を催してきました。
そして、それらを通して、孤立することがない緩やかな共助の繋がりを持ったまちづくりを実現し、「お互いさま・助け合い」の風土を醸成することを目指して、活動しています。
ジャパンSDGsアワードとは、内閣総理大臣が本部長、官房長官、外務大臣が副本部長となり、
受賞タイトルは、「認知症の人が支えられる側から、まちづくりの主人公へ〜
熊西地域振興財団では、助成交付先団体の皆様とオンライン交流会を開催しました。
新型コロナウイルス感染の影響が長期化し、活動方法の模索が続く中で、昨年度助成交付先団体にもお声がけし、「つながり」をテーマに、各活動の状況や困りごとなどを共有しあい、アドバイザーから助言などをいただきました。
どの団体もコロナの影響で活動は制限されていますが、そこでとどまるのではなく、できる方法を検討され、実践されておられる団体がたくさんありました。
活動方法を模索する中で、自団体のビジョン・ミッション、アイデンティティの確認をされた団体、新たな方法で、ボランティア参加の呼びかけに挑戦した団体、オンラインでの活動をスタートされた団体、初めてのクラウドファンディングを実施された団体の実践のお話をおうかがいすることができました。それによって、新たなつながりが生まれたところ、新たな活動方法へと転換されたところもありました。
また、活動の分野は異なっても、「つながり」「居場所」の重要性についての共有が様々になされました。
一方で、長らく活動を休止せざるをえず、ボランティア等のモチベーションの低下について共有してくださった団体もありました。コロナ禍でも実施すべき「不要不急」の活動なのか・・・という迷いと向き合いながらの日々となっているようです。
ただ、活動団体の皆さんから多様な意見がある中で、むしろ、コロナでの活動の難しさと多様な意見があるからこそ、「よく話すこと」「これまでの関わりを大切にすること」について、みなさん、確認し合うようにお話をしておられました。
以下、参加した財団関係者からのメッセージです。ご参加くださいました皆さま、ありがとうございました。
昨年からのコロナウィルスの感染拡大は、社会も個々の生活も大きく変えてしまいました。
交流会で参加されたみなさん、大変なご苦労のなか、工夫をして取り組まれていること、そして今だからこそ続けたいという思いを伺うことができ、大変感動しました。このコロナ禍で、私たちには、ますます居場所が大切です。参加されたみなさんの事業は違いますが、
誰も孤立しない、みんなが元気に暮らせる社会を作りたいという思いは、みなさん同じだということを実感しました。
この思いはとても力強く、必ず大きなパワーになっていくと思います。素晴らし時間を共有できましたことに感謝しています。
【熊西乃里子(公益財団法人熊西地域振興財団 代表理事)】
交流会で大阪の各地で頑張る皆さんとお話できたことをとてもうれしく思いました。
コロナ禍が今の日本社会の様々なひずみを「見える化」させているところがあると思います。そういう中で、現場でつながりを生み出す取り組み、やりがいを生み出す取り組み、困ったときの手助けをする取り組み、そうした皆さんの活動ひとつひとつが、更に大切になってくると思います。
それぞれの立場や現場は違えど、大きく社会を良くしていこうという意味では「同志」としてこれからも励まし合い、悩みを共有しあいながら歩んでいきましょう
【鵜尾雅隆】
この社会状況の中で活動を続けること、さらにこの状況の中で活動に必要な資金を調達すること・・・経験のないことにばかりに直面しなければならない中で、参加者の皆さんから活動の方法も資金調達の方法も、実際に実行してみてどうだったか、何がよくて何が大変だったか、実感のこもった体験談をうかがうことができて、有意義なひとときでした。この時期の体験がいずれ大きな力になると確信することができました。皆さん、ありがとうございました。
【本郷順子(本郷順子税理士事務所)】
みなさんのお話をうかがいながら、今、大事にしたいことは、コロナだからではなく、コロナ以前から私たちが大事にしたかった「これまでのつながりに感謝し、つながっている人たちの意見を聞き、会話をすること」ではないだろうか、ということに気づかされました。
そして、印象的だったのは、「法律も制度も万人を救わない」という言葉。
地域を元気にする、笑顔あふれる街にする、安心・安全な暮らしを、というみんなの思いを現実のものにするために、今後、ますますN P Oへの期待が高まってくるだろうと感じます。一つの団体でそれを乗り越えるのではなく、多様なN P Oの広がりを大事にし、実践の積み重ねこそが、より良い未来につながるのだろうと実感します。
交流会では、私も、もうちょっとだけ頑張ろう、そう思わせていただく時間をいただき、参加いただいたみなさんに、心から感謝しています。
【三島理恵】