第一回目の助成金交付先、NPO法人シーン様、チャイルドラインひがしおおさか様より、助成金による活動についての報告をいただきました。 感想、現在の様子などお知らせいただきましたので、ご覧ください。
1.NPO法人SEAN
http://www.npo-sean.org
NPO法人SEAN 相談部門代表 遠矢家永子様から活動についてのコメントをいただきました。
「関東でポルノ被害相談に取り組むライトハウスならびにPAPSからの要請を受け、SEANでは2015年より関西圏での支援に取り組み始め、昨年、貴財団からご支援いただき、「ポルノ被害相談ボランティア養成講座」を開催させていただきました。現在までに17事例の支援を行い、日を追うごとに関西エリアでの相談数が増える中、継続的に支援を行うためのボランティアや資金の確保が必要になっています。被害を受けた相談者に、支援に伴う負担金をお願いすることもできず、今後は寄付金を募ることも検討しています。 また、SEANでは、被害予防となる人権教育にも取り組んでいますが、こちらの方もまだまだ実践者や資金が不足しており、こういった取り組みへ引き続きご支援いただけることを期待しています。 」
NPO法人SEAN 相談部門代表 遠矢家永子様
活動時のお写真
2.チャイルドラインひがしおおさか
http://www.voluntary.jp/weblog/myblog/402
チャイルドラインひがしおおさか 代表 辻本絹代様から活動についてのコメントをいただきました。
「チャイルドラインは18歳までの子ども専用電話です。 おとなは誰にも知られないように相談機関を使うことができます。しかし、子どもはおとなの関与なしに相談機関を使うことは難しい。チャイルドラインは子どもが電話を掛けられる状況であれば、誰にも知られずに話を聴いてもらえる電話です。そして、出会える活動の時は、実際に目の前にいる子どもの声に寄り添ってきました。 本助成金は子どもへの周知とおとなへの啓発活動に有意義に使わせていただきました。心から感謝しております。ありがとうございました。 私たちの今後の課題は、人材の確保と資金の確保です。きっと多くの団体がそうだと思います。貴財団におかれましては、これからも地域で活動する多くの団体を通して社会的意義のある貢献事業の永続を心から祈念しております。 」
チャイルドラインひがしおおさか 代表 辻本絹代様
活動時のお写真