2025年度助成金交付先団体活動報告書


Rグループreconfort たいむ
http://www.reconfort-t.com
https://www.instagram.com/reel/DZyKQF5Stlu/.

【テーマ】がんになってもできる事、やりたいことを考え、できる環境を整える活動

活動の概要

2026年3月7日『自分らしく今を歩く、誰かと共に今を生きる』をテーマにAYA世代にターゲットを絞りがん治療中や治療後の外見の変化など心身に疲弊を抱えた方をモデルさんとしたファッションショーを摂南大学枚方キャンパスで開催。
ファションショー当日

  • モデル 8名(AYA世代5名 がんサロンメンバー2名 プロモデル1名)
  • スタッフ 27名(ホール内6名 モデル控室12名 ホール前スペース9名)
  • 観覧者 57名

2026年2月7日リハーサル 32名

今後の展望・課題
今回、着物をリメイクした衣装を制作しました。
着物の再活用は、肌の敏感な患者さんにとって、肌に優しい絹を使用できる事、手術後で腕が上がらない等を考慮したデザインを作成できるなどが理由ですが予算の約半分を衣装制作費が占める形となりました。
今後、継続可能な事業として発展させていくために、

  • 変幻自在にアレンジ可能な着物ドレスの着付け技術を習得する
  • その技術をスタッフ間で共有・標準化する。
  • 外部依頼費を抑え、人的資源(ボランティア活動)として予算化する

といった体制構築を進めてまいりたいと思っています。これにより、衣装制作費の圧縮と、安定的な事業運営を両立させ、継続的に自己表現できる機会を提供していきたいと考えております。

事業をふり返って
つらい出来事も、誰かの勇気や希望を届ける力に変わる。そう信じてこのショーを開催しました。心や体の変化に葛藤しながら参加してくださった方、また参加に至らなかった方、参加を願いながら叶わなかった方、その想い全てが尊い一歩だと思っています。
今回のイベントが参加者、観覧してくださった方にとってじぶんらしく「今を生きる」きっかけになれば幸いです。
また、今回初めてのファッションショー企画という事で、専門分野でわからないことが多く、さまざまな苦境がありましたが、本助成金事業として採択いただいたことで、多くの費用を賄う事ができました。そのおかげで、モデルの皆様にとって笑顔あふれる舞台をご用意することができました。

 

特定非営利活動法人Wisa(ウィーサ)
http://wakamono-isa.com

【テーマ】地域や家族の理解・健やかさが、ひきこもり状態の本人の健やかさに循環される社会を目指して

活動の概要

A. 不登校・大学中退・ひきこもり状態の家族をもつ人の自助グループ
2025年度 第3土曜日開催。計12回。参加者数延べ82名。
不登校・大学中退・ひきこもり状態の家族の人をはじめ、ひきこもり経験者や支援者を交えた自助会を開催。偶数月は問題解決を目指した会を、奇数月はわかちあいの会を実施。

B. 不登校・ひきこもりの理解と支援 フォーラム
2025年7月27日14:00−16:00で実施。参加者計30名。
不登校・ひきこもり状態の人が社会参加に至るプロセスにどのような課題と工夫があったのか、基調講演とパネルディスカッションで内容を深め、参加者とともに考えるフォーラムを実施。講演はWisaでボランティア活動する不登校経験者の方、守口市生活困窮者自立支援相談窓口で活躍されている「ひきこもり支援アドバイザー」の方を講師に、ファシリテーターは、臨床心理士・公認心理士として自助グループに携わる方を迎えました。

今後の展望・課題
今後の展望として、自分の体験を語りたいという若者の意欲を汲み取り、家族や支援者と温かくつなぐ場作りをNPOとして検討してまいります。
活動開始から11年、当団体は「家族が疲弊せず、つながり続けること」を最優先に自助会を継続してきました。しかし、参加者の高齢化や運営面の難しさから、孤立しがちな新規参加者へ支援を広げ、維持していくことは依然として課題を感じています。今回の助成による広報活動でも、新たな層との接点を持つ難しさや、近年の猛暑による外出の負担など、対面での集客における限界も実感しました。こうした状況を踏まえ、今後も「家族が安心して集まれる場」を絶やさないため、本自助会は福島区社会福祉協議会との共同事業へと統合いたします。形を変えても、これまでの経験を活かした相談活動やフォーラムを継続し、家族が孤立せず、細く長くつながり合える体制をより強固に維持してまいります
事業をふり返って
助成のおかげで、定期的な自助会の実施に加え、フォーラムを通じて「ひきこもり状態からの社会参加」という具体的なモデルを多くの方に提示することができました。
また、この1年間、専門家をファシリテーターに迎えられたことは大きな財産となりました。専門的な知見に基づいた助言を随時いただけただけでなく、多様な参加者が集う場を、トラブルなく極めて安定して運営することができました。
当事者家族や若者たちが次の一歩を踏み出すための貴重な機会を支えてくださったことに、心より感謝申し上げます。

 

NPO法人LGBTQユースサポート・プライドプロジェクト
https://www.pride-jp.com

【テーマ】ジェンダー・セクシャリティ教育を推進するためのファンドサポート

活動の概要

主に阪神とその近郊(大阪府、兵庫県付近)を重点に、経済的な背景を理由にLGBTQを中心としたジェンダー・セクシュアリティ教育を進めていない学校を中心にこどもたちと教職員を対象に学校へ出張授業を実施しました。発達段階に応じて、小学校低学年では「さまざまな違い」をあたりまえであることを伝え、中学生以降は性の多様化に関する基礎理解、多様なあり方を尊重する視点、加えて社会課題と人権課題の側面も含めて授業構成を行いました。いづれにしても当事者が講師としてお伺いし、社会の中の身近に多様なセクシャリティの人が生活していることや、ロールモデルの提供としての役割も含めていました。今年度助成金を活用して実施したのは、計11ヶ所、計19コマ、対象者数2,009人で、小学校・中学校・高等学校および教職員向けに実施しました。依頼元は10ヶ所が学校等、1ヶ所が民間こども支援団体でした。
〈対象者〉

  • 小学校低学年   2コマ 266人
  • 小学校中学年   3コマ 453人
  • 小学校高学年   4コマ 566人
  • 中学校      5コマ 623人
  • 高等学校     2コマ 12人
  • 教職員向け    2コマ 65人
  • 小学校学年混合  1コマ 24人
今後の展望・課題
今後は、助成金を活用するとともに団体に賛同してくださる寄付者の方を増やし、寄付金等も活用しながら、さらに多くの教育機関やこども施設等へ出張授業を届け、学びの機会を広げていく仕組みを整えたいと考えています。また、地域の学校等との連携を深め、地域の教育機関の頼れる伴走者となり、学校でセクシュアリティについての相談事が生じた際に頼ってもらえる関係性を築きたいと考えています。それによってこどもや支援者が地域で孤立することなく、自団体・他団体を含めた地域資源につなげられる仕組みをつくっていきたいです。さらに、今年度実施した基礎的なアンケートや聞き取りを継続し、発達段階に応じてだれでも活用できる教材や授業コンテンツの作成にもつなげていきたいと考えています。課題としては、現在は資金的に厳しい学校等へ派遣するための財源が助成金等の不安定な資金に依存しているので、今後は寄付金を含めた継続可能な財源や、事業のスキームを検証していくことが必要だと考えています。
事業をふり返って
今回の助成を通して、こどもたちにセクシュアリティについて学ぶ機会を届けることができ、学びの保障につながったことを大変ありがたく感じています。また、私たち自身も、多くのこどもたちや支援者の方々と出会い、現場の声に触れながら事業を進めることができました。そして、当初予定していた教育機関数を上回る形で授業を届けることができました。さらに、この機会を通して受講者への調査も実施することができ、現場のニーズや率直な声を拾うことができたことも、大きな収穫でした。今回のご支援によって、必要性を感じながらも機会を届けにくかった現場に一歩踏み込むことができたと感じています。今後もいただいたご支援の意義を大切に受け止めながら、地域に根ざした実践を積み重ねてまいります。

 

NPO法人大阪府民カレッジ守口校

【テーマ】大阪府立淀川工科高校を招いてコンサート開催

活動の概要

令和7年8月20日、門真市民文化会館ルミエールホール大ホールにおいて、NPO法人大阪府民カレッジ守口校主催の夏の音楽講座を大阪府立淀川工科高校吹奏楽部をお招きして開催した。
当日は招待者、チケット購入者合わせて約450名が来場された。
今後の展望・課題
来場していただいた方々の顧客満足度は高く、この小さな成功を次年度から恒例のイベントにしたいと考えています。
集客についてはもう少しアピールする範囲を広げることや時間的な余裕もあるようにもっと早くから準備を進めたい。
次回からは今回試行錯誤したネット媒体などいろいろな集客チャンネルに広告を展開し、ルミエールホールを満員にしたいと考えています。
事業をふり返って
地域を活性化する助成金は資金的余裕のないNPO法人のバックアップになり、私たちだけでは不可能な事業を行える礎となります。
今後ともこのような助成金を通じて地域活性化のための施策が実を結び、地域を始め、日本が元気を取り戻していけるよう微力ながら協力したいです。

 

財団よりメッセージ

2025年度助成金交付団体さんの活動報告書を拝読し、
みんなが誰でも元気で過ごせることの大切さを改めて感じました。
4団体の事業テーマは全く異なりますが、
財団の活動のコンセプトである「地域を元気にする活動」を素晴らしい形で行ってくださいました。
感謝申し上げます。
それぞれの団体さんのこれからの活動がとても楽しみです。

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